アルツハイマー病とパーキンソン病に共通する「シナプス障害経路」発見──OIST研究チームが解明

沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究チームが発表した最新論文によると、アルツハイマー病とパーキンソン病の両方に共通する分子経路が脳のシナプス機能を阻害し、神経伝達の異常を引き起こしていることが判明しました。
論文は『Journal of Neuroscience』に掲載され、研究チームは「これら二つの疾患が異なる症状を示すにもかかわらず、根本的には共通の“シナプス障害”が原因となっている」と結論づけています。
研究では、脳細胞間の情報伝達に不可欠なシナプス小胞(神経伝達物質を蓄える袋状構造)が、病気関連タンパク質の蓄積によって正常に再利用されなくなる経路を特定。
これにより神経回路の活動が乱れ、アルツハイマー病では記憶や認知機能が、パーキンソン病では運動制御が損なわれることが示されました。
第一著者のディミター・ディミトロフ(Dimitar Dimitrov)博士は「シナプスは脳の“通信ハブ”…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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