パーキンソン病治療に50年ぶりの新薬候補「タバパドン」:FDAが審査開始

米食品医薬品局(FDA)は、アッヴィ社(AbbVie)が開発中の新しいパーキンソン病治療薬「タバパドン(tavapadon)」の新薬承認申請(NDA)を受理しました。
承認されれば、1969年に登場したLドーパ(レボドパ)以来、約50年ぶりの新規作用機序薬となります。
タバパドンは、脳の大脳基底核に多く存在する「D1ドーパミン受容体」を選択的に刺激する初の経口薬で、UVA薬理学・神経科学教授リチャード・メイルマン(Richard Mailman)氏が数十年にわたり基礎研究をリードしてきました。
彼は「従来の薬はドーパミンの生成を補うものでしたが、D1受容体を直接活性化できる薬はこれまで存在しなかった」と語ります。
研究の発端は、ジョンズ・ホプキンス大学による大脳基底核の神経回路解明と、UVAがD1受容体の位置を特定したことでした。
2007年にファイザー研究陣が加わり、経口投与可能な分子構造の最適化…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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