パーキンソン病の原因たんぱく質が脳のエネルギー分子を破壊する仕組みを解明

パーキンソン病の脳で観察されるタンパク質凝集体「αシヌクレイン・アミロイド」が、単なる老廃物ではなく、脳細胞の主要エネルギー分子ATP(アデノシン三リン酸)を分解する“化学的に活性な構造体”であることが新たに判明しました。
米ライス大学のペルニラ・ウィットゥング=スタフスデ(Pernilla Wittung-Stafshede)博士率いる研究チームが、学術誌『Advanced Science』に発表しました。
これまでアミロイドは細胞膜を破壊したり、重要なタンパク質を封じ込めたりして神経細胞死を引き起こすと考えられてきましたが、今回の実験では「酵素のように」ATPのリン酸結合を切断し、脳内のエネルギー供給を奪うことが確認されました。
研究では、αシヌクレインがATPと結合し、加水分解反応を進める過程を蛍光検出試薬マラカイトグリーン法で観察。
その結果、時間の経過とともにリン酸濃度が上昇し、ATPが…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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