弘道基金会が日本の教材を導入 「第一人称の視点」で失智症を体験し、共感を育む

台湾・台中市の弘道老人福祉基金会が、日本の公認教材を用いた「第一人称の視点で学ぶ失智症(認知症)体験講座」を開始した。
参加者は、象徴的に「孟婆湯」に見立てた白湯を飲み、疑似的な認知症体験に入る。
バスの下車場所を忘れる、時間の感覚が曖昧になる、感覚が過敏または鈍くなる――そうした現象を自ら体感することで、患者の内面世界を理解しようというものだ。
受講者の王さんは「こうして早くから自分が何を予防すべきか分かり、友人たちにも伝えられる」と話す。
また、父親がパーキンソン病による認知症を患う陳さんは、「父をどう支えれば少しでも気持ちが楽になるか学べた。
進行を少しでも遅らせたい」と語った。
衛生福利部の統計によると、台湾では65歳以上の高齢者の約8%が認知症を発症しており、今後20年間で1日あたり48人、つまり30分に1人の割合で新たな患者が増える見通しだ。
弘道基金会は、「認知症は老化の一部」という誤…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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