レム睡眠が記憶の再構成に影響?香港理工大らの研究で新たな役割が判明

睡眠中に脳がどのように記憶を整理しているのか——その謎に迫る研究成果が報告されました。
10月1日付『Communications Biology』に掲載された香港理工大学のJing Liu氏らの論文によると、レム睡眠と深いノンレム睡眠は記憶の保持と再構成に異なる役割を担っている可能性があるとのことです。
研究チームは32人の健康な若年成人に96組の「単語と画像のペア」を学習させ、学習前後の脳波をEEGで計測。
翌朝の記憶テストとの比較から、睡眠中に記憶表現がどのように変化するかを分析しました。
その結果、個々の具体的な記憶(例:ビーグル犬の写真)は睡眠後に脳内表現が弱まり、一方でカテゴリー的な記憶(動物全体の概念など)は維持されていることが判明しました。
特に、総睡眠時間に占めるレム睡眠の割合が多いほどこの「記憶の抽象化」が顕著であり、レム睡眠が新しい情報を既存の知識ネットワークに統合する役割…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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