ES細胞によるパーキンソン病治療、韓国で臨床的有効性を確認

延世大学セブランス病院と高麗大学安岩病院の研究チームが、パーキンソン病患者12人を対象に胚性幹細胞(ES細胞)由来のドーパミン神経細胞を移植した結果、運動機能や生活動作が大幅に改善したと発表した。
ES細胞は受精卵から採取され、体内のほぼすべての細胞に分化可能な「万能細胞」として知られる。
今回の成果は、アジアで初めて、世界ではスウェーデンに次ぐ2例目の臨床報告で、14日付の学術誌『Cell』に掲載された。
試験は、診断から5年以上経過した患者12人を対象に実施。
高用量群と低用量群に分け、ドーパミンが減少した脳部位へ細胞を注入し、1年間追跡した。
高用量群6人は症状が平均43.1%改善、低用量群6人でも27.8%の改善を確認。
運動機能もそれぞれ26.9%、21.8%向上した。
歩行凍結(足が止まる症状)は高用量群で全員が消失または好転し、低用量群でも4人が改善した。
研究チームによると、ある患者は手術…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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