パーキンソン病の毒性化を防ぐ微小ペプチド、英大学が開発

パーキンソン病の進行に伴い、脳内では神経細胞間の通信を妨げるαシヌクレインたんぱく質の凝集体が蓄積する。
この異常な“たんぱく質の塊”を未然に防ぐ新たな方法として、英バース大学が開発したのが「ペプチド安定化法」だ。
研究チームは、αシヌクレインが誤って折りたたまれる部分構造を特定し、その領域を模倣する短鎖ペプチドを設計。
さらに分子を安定化させるため「ラクタムブリッジ」と呼ばれる化学構造を導入し、細胞内で分解されにくい形に仕上げた。
この改良により、αシヌクレインが正常な立体構造を維持したまま、毒性のある凝集状態に進むのを阻止できることが線虫モデルで実証された。
このペプチドは細胞膜を通過して作用し、神経伝達物質ドーパミンの制御といったαシヌクレイン本来の生理機能を妨げないという。
生化学者ジョディ・メイソン教授は「生体内で安全に働く小さなペプチドを合理的に設計できたことは大きな前進」とコメント…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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