大腸菌が毒性アミロイドを分解する仕組みを発見

東京慈恵会医科大学と熊本大学の研究チームは、大腸菌が毒性を持つアミロイドの材料タンパク質を細胞内で分解し、毒性化を防ぐ仕組みを発見しました。
研究対象となったのは「Curli」と呼ばれる機能性アミロイドで、細菌がバイオフィルム形成に利用する重要な構造です。
Curliの材料CsgAは細胞内に蓄積すると細菌にとっても有害ですが、今回の研究では大腸菌が「Prc」という酵素を使って特異的に分解していることが判明しました。
また、分解が滞った場合には遺伝子発現を抑える安全装置も備わっていることが確認され、多層的な防御機構が存在することが示されました。
この成果は、Journal of Molecular Biologyに掲載されました。
アミロイドはアルツハイマー病やパーキンソン病などの神経変性疾患の原因物質として知られており、今回の研究は病気発症の理解や治療法開発に役立つ可能性があります。
細菌の仕組みを利…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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