「人生の秋」を歩く当事者の記録――薬の効き目の波と小さな挑戦

連載「僕はパーキンソン病」。
筆者は64歳、診断から間もなく10年です。
現在はレボドパ中心の治療ですが、長期服用で効き目が切れやすくなる「ウェアリング・オフ」が進み、ON(効いている)時間が短く、OFF(効いていない)時間が長くなっています。
服薬は1日7回に増やして調整中ですが、飲んでから効き始めるまで時間がかかり、短時間で一気にOFFに落ち込むこともしばしばです。
OFFでは背中が丸まり腰痛が悪化、脚がすくんだりもつれたり、椅子やトイレから立てない、ベッドから降りられないといった困難が起き、夜間は完全なOFFとなり、尿意に間に合わず失禁が増えたため、紙パンツを使用しています。
こうした変化を「人生の秋」と捉え、孔子の「六十にして耳順う」、武者小路実篤、大木実、茨木のり子らの詩を引用しながら、「昨日できたことが今日はできない」切なさと、それでも生の手触りを失わない姿勢を丁寧に綴ります。
宿泊旅行は…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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