口腔ケアの基本と介助姿勢 正しい磨き方

口腔ケアの基本は歯磨きです。
歯の表面に付く歯垢は細菌の塊で強固に付着するため、歯ブラシで「物理的にこすり落とす」ことが必須だと菊谷武氏は指摘します。
放置すればむし歯・歯周病だけでなく全身の不調にも関係し、歯垢が石灰化した歯石は専門クリーニングが必要になります。
汚れが残りやすい部位として、①上あご(口蓋)②舌の上③歯の表面④口腔前庭(唇や頰と歯ぐきの間)⑤歯間部が挙げられ、加齢や薬の副作用、唾液分泌や舌・頰の動きの低下で汚れやすくなります。
磨く際は「どう磨くか」(力を入れすぎず、小刻みに当てる)と「どこを磨くか」(隣在歯や咬み合わせ、頰や舌の麻痺、パーキンソン病など口腔機能の状態)をセットで考え、磨き残しが出やすい部位を重点的に。
タイミングは食後すぐと就寝前が基本で、嚥下機能が落ちている人は食前のブラッシングも有効です。
介助時は姿勢が重要です。
介助者が上からのぞき込む体勢は被介護者のあごが上…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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