固定脳組織から朊病毒を検出 新技術FxBRTQ登場

オーストラリア国家クロイツフェルト・ヤコブ病登録機構の研究チームは、福尔マリン固定石蜡包埋(FFPE)脳組織を用いた革新的な検出法「FxBRTQ」を開発しました。
この技術は、脳脊髄液で用いられていたRT-QuIC法を応用し、組織の脱パラフィンや均質化手順を工夫することで、古い固定検体からも異常プリオン蛋白の種子活性を検出できるようにしたものです。
研究では、従来神経病理で陰性とされていた遺伝性プリオン病の症例2例で検証し、20年前や30年前の保存検体からも陽性反応を確認しました。
特にE200K変異や八肽反復挿入変異家系の診断精度が飛躍的に向上しました。
結果は、病理変化が極めて隠微なMM2T/sFIやVPSPrといった稀少亜型の確定診断にも有効であることを示しています。
研究者らは、固定組織からでも種子活性を「呼び覚ます」ことができるこの技術が、プリオン病だけでなく、アルツハイマー病やパーキンソ…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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出典

  • 生物通 / Bioon (Victoria Lewis(Victoria Lewis), Steven J. Collins(Steven J. Collins) / 2025-09-05)
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