四十雀の声に学ぶ――言葉が生む支えと希望

朝日新聞「Reライフ.net」連載〈僕はパーキンソン病〉の最新回は、身近な野鳥シジュウカラを題材に「言葉の大切さ」を描きます。
白黒のツートンに黄緑の背を持つ小鳥は、古今の作家にも愛されてきました。
長塚節や加藤楸邨の句、山口瞳や井伏鱒二、小林秀雄の随筆には、巣作りや巣立ちを見守る喜びが綴られ、文人が小鳥に振り回される微笑ましさが浮かび上がります。
現代の研究として、鈴木俊貴准教授が18年以上かけて明らかにしたシジュウカラの「ことば」も紹介。
タカには「ヒヒヒ」、ヘビには「ジャージャー」、集合は「ヂヂヂヂ」、警戒は「ピーツピ」と鳴き分け、さらに組み合わせで「文」を作るという成果は、異種間(コガラなど)とも意味共有が可能だと示します。
筆者は撮影や観察を重ねつつ、スピーチが苦手だった自身の来歴を振り返り、パーキンソン病で声量や抑揚が落ちやすい現実を正面から記します。
そのうえで「パ・タ・カ・ラ」の発声訓…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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