ATTRアミロイドーシスに光酸素化で挑む新治療法

東京大学を中心とする研究グループが、難病「トランスサイレチンアミロイドーシス(ATTR)」の新たな治療法を開発しました。
ATTRはアミロイドと呼ばれる毒性タンパク質が全身に沈着し、神経障害や心不全を引き起こす難治性疾患で、従来の治療は進行抑制が中心でした。
今回の研究は、光と触媒を用いアミロイド内のヒスチジンやメチオニンに酸素を導入し、毒性を低下させる「光酸素化」反応を応用。
正常なタンパク質を傷つけず、アミロイドだけを無毒化することに成功しました。
さらにATTR患者由来の心臓アミロイド線維にも作用し、臨床的な有用性が示唆されました。
線虫モデル実験では、アミロイド蓄積による運動機能障害が治療によって有意に改善。
これは「蓄積後の毒性アミロイドを直接治療できる」初の証拠となり、末期患者や診断遅れの症例にも光を当てる成果とされています。
研究者らは「触媒医療」という新たな概念の実証例と位置づけ、アルツ…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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出典

  • QLifePro (QLifePro編集部 / 2025-08-19)
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