iPS細胞を使った網膜治療法、先進医療に不適と判断

iPS細胞を使った網膜治療法について、厚生労働省の先進医療技術審査部会は2025年8月21日、「先進医療」に適合しないと判断しました。
この治療は神戸市立神戸アイセンター病院が計画していたもので、他人のiPS細胞を網膜の組織に変化させ、ひも状に加工して移植することで網膜機能の維持や回復を目指すという内容です。
しかし、有効性の主要評価項目を「異常な網膜組織の面積の縮小」と設定しており、患者の視力や視野の改善が評価に含まれていませんでした。
そのため委員からは「治療の有用性を示すことが難しい」と指摘されました。
日本では混合診療が禁止されているため、先進医療に認定されれば自己負担軽減が可能となりますが、現段階では再検討が必要とされています。
iPS細胞を用いた医療は再生医療の大きな柱と期待されていますが、保険適用を目指すには効果の指標を患者の生活改善に直結する形で示すことが課題となります。

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

この記事の続きは、アプリでお読みいただけます

olneの読みものは、公開から3ヶ月間、Webで全文公開しています。それ以降の記事は、olneアプリでいつでも全文をお読みいただけます。

App Store Google Play
olneアプリのダウンロードQRコード

この記事をシェア

パーキンソン病とともに生きる毎日を、
生活のリズムから支えるデジタルコンパニオン

知りたい情報をあつめることから、薬・栄養・活動を「その日の時間」に合わせて整えることまで。患者さんとご家族の毎日を支えます。

App Store Google Play

出典

診断されたばかりの方へ 診断されたばかりの方はこちら。見通し・治療・制度の情報を、読む順にご案内します。