自閉スペクトラム症児の睡眠質は認知力と感覚特性に関連

金沢大学の研究グループは、自閉スペクトラム症(ASD)の子どもにおいて、睡眠の質と感覚特性、認知スキルとの関連を調査しました。
対象はASD児42人と定型発達児45人(いずれも5~6歳)で、睡眠には日本版幼児睡眠質問票、感覚特性にはSP感覚プロファイル、認知スキルにはK-ABCを用いました。
結果、ASD児の52.38%が「睡眠に問題あり」の基準を超え、定型発達児の17.77%を大きく上回りました。
さらにASD児では、触覚・前庭感覚・口腔感覚の特異性が強いほど睡眠の質が低下していました。
認知スキルを加味した分析では、平均よりやや低い子どもで感覚特性が強い場合に睡眠の質が低下する関連が認められましたが、認知スキルが高い子どもでは有意な関連は見られませんでした。
このことから、ASD児の睡眠の問題は感覚特性と認知発達の度合いにより影響が異なることが示唆されました。
研究グループは「因果関係はまだ明確で…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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出典

  • QLifePro (QLifePro編集部 / 2025-08-14)
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