高齢者に多い「見逃されやすいてんかん」 脳卒中や認知症との関係

子どもの病気とされがちな「てんかん」だが、高齢者でも一定数が発症する。
発症年齢は幼少期に多いが、60歳以降で再び増加。
原因は脳卒中後、アルツハイマー病やパーキンソン病などの脳変性疾患、原因不明の3つに分類される。
脳卒中後はけいれんを伴うことが多いが、変性疾患や原因不明の場合は「焦点意識減損発作」が主で、数十秒から1分程度、意識が遠のき一点を見つめたり自動的な動作を繰り返す。
本人は記憶がなく、週数回~月数回程度と頻度もまちまちで、周囲も見逃しがち。
こうした症状は認知症やうつ病と誤診されることもあり、症状を目撃した人が医師に伝えることが診断の鍵となる。
診断には脳波やMRIが用いられ、判別困難な場合は長時間脳波検査も行う。
治療は体への負担が少ない薬物療法が中心で、高齢者でも症状改善が期待できる。
ただし副作用が出やすいため、治療開始後も家族や周囲が変化を観察し、医師に報告することが推奨される。

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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