運動習慣がパーキンソン病の神経変性を抑える可能性

スペイン・セビリア大学のパトリシア・ディアス=ガルバン博士らは、初期パーキンソン病患者120人を対象に4年間追跡した観察研究を実施しました。
患者は定期的な運動習慣とMRIによる脳構造評価を複数回受け、その関係が解析されました。
その結果、運動量が多いほど側頭葉外側皮質、紡錘状回、海馬傍回、下頭頂皮質など側頭頭頂領域の皮質の菲薄化が遅く、海馬や扁桃体の体積減少も抑えられていました。
これらの脳構造変化の遅延は、記憶力や注意力の低下の進行抑制に関連していました。
共著者パブロ・ミル医師は「運動は日常症状の改善だけでなく、特に認知機能を支える脳領域の病気進行にも影響を与える可能性がある」と述べています。
本研究は、運動がパーキンソン病における脳の神経変性抑制に寄与する可能性をMRI画像から裏付けるもので、生活習慣介入の科学的根拠を強化する成果です。

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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出典

  • Medical Xpress (エラナ・ゴットキン(Elana Gotkine) / 2025-08-07)
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