せき止め薬「アンブロキソール」にパーキンソン病認知症の進行抑制効果か

カナダ・セントジョセフ病院およびローソン研究所の研究チームは、欧州で咳止めとして長年使用されてきた薬「アンブロキソール」に、パーキンソン病認知症の進行を遅らせる効果がある可能性を報告しました。
研究は12か月にわたり実施され、55人のパーキンソン病認知症患者を対象に、アンブロキソール群とプラセボ群に分けて認知機能や精神症状、脳の損傷マーカーGFAPの血中レベルを測定しました。
全体としては記憶力テストの成績に有意な差は見られませんでしたが、アンブロキソールを服用したグループではGFAPの安定化が確認され、進行抑制の可能性が示唆されました。
特にGBA1遺伝子変異を持つ患者8人のうち、アンブロキソールを服用した5人中3人にADAS-Cogテストで最大11ポイントの改善が見られ、認知機能への有望な効果が指摘されました。
アンブロキソールは細胞内で重要な酵素「グルコセレブロシダーゼ(GCase)…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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出典

  • ZME Science (ティビ・プイウ(Tibi Puiu) / 2025-07-02)
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