風邪薬アンブロキソール、パーキンソン病の認知症進行を抑える可能性

カナダのローソン研究所が主導した最新の臨床試験で、風邪薬として長年ヨーロッパで使用されてきたアンブロキソールが、パーキンソン病による認知症(PDD)の進行を抑制する可能性があることが示されました。
研究には55名の患者が参加し、12か月にわたって投与と観察が行われました。
その結果、アンブロキソールを服用したグループでは、認知機能の改善や精神症状の安定が見られたほか、脳の損傷を示すGFAPというマーカーの上昇が抑えられたと報告されています。
特にGBA1遺伝子に変異を持つ高リスク群では、認知機能の向上が認められたとされます。
アンブロキソールはグルコセレブロシダーゼ(GCase)という酵素の働きを高め、異常タンパク質の蓄積を防ぐ効果が期待されています。
現在、北米では未承認ですが、既に欧州では高用量や妊娠中の使用実績もあり、安全性に関するデータは豊富です。
本研究は、認知症治療薬の少ない現…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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