パーキンソン病の発症起点は「腎臓」?新たな神経経路が明らかに

2025年に『Nature Neuroscience』誌に掲載された新研究で、パーキンソン病に関与するたんぱく質「αシヌクレイン」が腎臓で蓄積し、神経経路を通じて脳に広がる可能性が示されました。
研究チームは、ヒトおよびマウスの腎臓組織を用いた分析で、パーキンソン病やレビー小体型認知症の患者の腎臓に異常なαシヌクレインが高頻度に見られたことを確認。
また、末期腎不全の患者でも神経症状がないにもかかわらず、腎臓に同様の蓄積があったことから、腎疾患が発症前の脳病変に関与している可能性が示唆されました。
マウス実験では、腎不全状態ではαシヌクレインの血中濃度と腎臓内蓄積が上昇し、さらにそれが神経を介して脳の黒質や記憶中枢へと拡散し、ドーパミン神経の減少と運動障害を引き起こすことが確認されました。
この伝播は腎臓から脊髄、脳へと続く神経経路に依存しており、その神経を切断することで脳内病変の発生を防…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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出典

  • PsyPost (PsyPost編集部 / 2025-06-23)
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