FNP-223が進行性核上性まひ(PSP)治療薬としてFDAのファストトラック指定獲得

2025年6月18日、スペイン・バルセロナに本社を置く製薬企業フェレール(Ferrer)は、進行性核上性まひ(PSP)の治療を目的とした新薬候補「FNP-223」が、米国食品医薬品局(FDA)よりファストトラック指定を受けたことを発表しました。
FNP-223は、神経細胞内のタウタンパク質の異常蓄積を抑制する作用を持ち、現在はPSPの最も一般的な臨床型である「PSP-リチャードソン症候群(PSP-RS)」の成人患者を対象に、第2相臨床試験(PROSPER試験)を実施中です。
進行性核上性まひは、発話障害、歩行困難、認知機能障害などを引き起こす重篤な神経変性疾患で、有病率は人口10万人あたり約5人とされ、特に60歳以上の高齢者に多く見られます。
FNP-223はOGA(O-GlcNAcase)酵素の活性を阻害することで、神経細胞内のタウタンパク質の分解を抑え、結果として神経変性の進行を遅らせ…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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