パーキンソン病薬がアルツハイマー治療に?iPS細胞で効果を確認

東和薬品と京都大学iPS細胞研究所などの研究チームは、家族性アルツハイマー病に対する新たな治療薬候補として、既存薬「ブロモクリプチン」の臨床試験を5月から開始しました。
この薬は、元々パーキンソン病の治療に使われてきたもので、iPS細胞を用いた研究により、アルツハイマー病の原因とされるアミロイドベータの蓄積を抑制する効果が確認されました。
家族性アルツハイマー病は、PSEN1遺伝子の変異によって若年で発症することが多い難治性疾患であり、現在でも根本的な治療法は確立されていません。
研究チームは今後、企業主導の治験結果をもとに規制当局と協議を進め、薬事承認を目指す方針です。
このアプローチは、iPS細胞を活用した創薬が現実の治療へとつながることを示す重要な一歩であり、既存薬の新たな可能性を引き出す好例となるでしょう。

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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