パーキンソン病ワクチン候補、投与患者全員で抗体を確認
AC Immuneは、早期パーキンソン病を対象に開発中の治療ワクチン候補「ACI-7104」について、第2相VacSYn試験Part 1の100週時点の結果を発表しました。試験には34人が参加し、25人がACI-7104、9人がプラセボを受けました。3回の接種後、治療群25人全員で標的となるαシヌクレインに対する抗体が確認され、凝集したαシヌクレインにも反応しました。また、全治療患者で脳脊髄液への抗体移行が確認され、薬剤はおおむね安全で忍容性も良好だったとしています。脳脊髄液中の総αシヌクレインにも、標的への作用を示唆する予備的な変化がみられました。
ACI-7104は、パーキンソン病に関係するαシヌクレインを免疫反応によって標的にする治療法を目指しています。ただし「100%抗体反応」という結果は、治療を受けた全員の症状が改善したという意味ではありません。今回のPart 1は主に安全性と抗体を作れるかを調べる段階で、病気の進行を遅らせる効果はまだ証明されていません。企業は今後、FDAと協議したうえで、臨床的な効果を検証する拡大第2相試験を計画しています。患者に利用できる治療になるには、さらに大規模な試験で有効性と安全性を確認する必要があります。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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