声で碁石を置ける「碁楽」 パーキンソン病でも囲碁を自由に
碁石を手で持つことが難しい人でも、声を使って囲碁を楽しめる音声入力ソフト「碁楽」が完成しました。東京都の特別支援学校教員、中川剛志さんが開発したもので、「3、8」と座標を読み上げたり、「その左」などと位置を言葉で伝えたりすると、タブレット上の碁盤に石が表示されます。開発のきっかけとなった村上敬丈さんは30代でパーキンソン病を発症。現在は手の震えで碁石を持つことが難しく、パソコンで対局していても、疲れると手が動かなくなることが悩みでした。8月のイベントでは実際に「碁楽」を使って対局し、村上さんが勝利しました。
パーキンソン病では震えや動作のしづらさによって、以前から楽しんできた趣味を続けることが難しくなる場合があります。「碁楽」が示しているのは、本人ができなくなったことだけに目を向けるのではなく、道具や操作方法を変えることで好きな活動を続けられる可能性です。囲碁に限らず、音声入力や支援技術が発達すれば、趣味や仕事、人との交流など、患者が自分らしい生活を続けるための選択肢をさらに広げられそうです。
詳しい内容は元記事をご覧ください
出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
この記事をシェア
パーキンソン病とともに生きる毎日を、
生活のリズムから支えるデジタルコンパニオン
知りたい情報をあつめることから、薬・栄養・活動を「その日の時間」に合わせて整えることまで。患者さんとご家族の毎日を支えます。