パーキンソン病をユーモアとともに描く映画 俳優にも変化
パーキンソン病と診断された2人の人生をユーモアとともに描く映画「Onwards and Sideways」が、トロント国際映画祭で上映されました。ローラ・リニー(Laura Linney)さん演じるエマと、リス・エヴァンス(Rhys Ifans)さん演じる教師トニーは、同じ日に診断を受けたことをきっかけに出会います。
監督のジョン・マッデン(John Madden)さんは、病気について教える作品というより、診断を受けた2人がその後どう生きるのかを描きたかったと説明しています。脚本家のポール・メイヒュー=アーチャー(Paul Mayhew-Archer)さん自身もパーキンソン病とともに暮らしており、「深刻な病気をいつも深刻に扱う必要はない」と、笑いを取り入れた理由を語りました。
リニーさんとエヴァンスさんは、症状による身体の変化を演じることに大きな責任を感じたといいます。当事者の日常を尊重して表現する姿勢は、パーキンソン病への固定観念を和らげ、多様な暮らし方を社会に伝えるきっかけにもなります。
一方、劇中では診断時に「良い状態でいられるのは5年」と告げられますが、実際のパーキンソン病の進み方や治療への反応には大きな個人差があります。映画の設定を医学的な予後として受け取る必要はありません。病気だけで人生を決めつけず、笑いや人とのつながりを保ちながら暮らす姿を描く作品として注目されます。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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