PDニュース 新着

神経刺激装置市場が拡大 パーキンソン病治療でも技術進歩

電気刺激を使って神経系の働きを調整する「神経刺激装置」の世界市場が拡大するとの予測が発表されました。Value Market Researchの市場調査によると、世界市場は2025年の68億4,000万ドルから2034年には167億5,000万ドルに達し、2026~2034年の年平均成長率は10.46%になると見込まれています。

神経刺激装置は、慢性疼痛、パーキンソン病、てんかん、うつ病などの症状を管理するために利用されています。パーキンソン病で代表的なのが脳深部刺激療法(DBS)です。脳の特定部位に電極を留置し、電気刺激によって神経回路の働きを調整する治療で、適切に選ばれた患者では、薬で十分に改善しにくい運動症状や運動合併症の改善が期待できます。

市場拡大の背景として、神経疾患の増加に加え、装置の小型化、バッテリー寿命の向上、ワイヤレスでのプログラミングなど医療機器の技術革新が挙げられています。より精密に刺激を調整できる次世代装置の開発も進み、患者ごとの症状に合わせた治療につながる可能性があります。

一方、今回の情報は市場調査レポートの販売開始を知らせる企業発表であり、新しいDBS装置や治療法の有効性を検証した臨床研究ではありません。また、DBSはパーキンソン病そのものを治す治療ではなく、すべての患者が対象になるわけでもありません。症状、薬への反応、年齢や全身状態などを専門医が評価して適応を判断します。市場規模の拡大だけでなく、装置の進歩が患者の治療選択肢や生活の質にどう結びつくかを見ていくことが重要です。

詳しい内容は元記事をご覧ください

出典

  • CNET Japan (株式会社グローバルインフォメーション / 2026-09-15)

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

この記事をシェア

パーキンソン病とともに生きる毎日を、
生活のリズムから支えるデジタルコンパニオン

知りたい情報をあつめることから、薬・栄養・活動を「その日の時間」に合わせて整えることまで。患者さんとご家族の毎日を支えます。

App Store Google Play
診断されたばかりの方へ 診断されたばかりの方はこちら。見通し・治療・制度の情報を、読む順にご案内します。