100歳以上の親を持つ人は長寿傾向 健康を守る家族の特徴
米アルベルト・アインシュタイン医学校などの研究チームが、100歳以上まで生きた「センテナリアン」の子どもと、それ以外の人を米英の3つの長期研究から比較しました。その結果、100歳以上の親を持つ人では、高血圧のリスクが32%、心血管疾患が33%、全死因による死亡リスクが42%低い傾向が確認されました。
さらに、高血圧の発症は約5年、死亡は約3年遅い傾向がありました。喫煙や飲酒、運動、食事、教育、社会経済的な状況などを考慮しても関連が残ったことから、研究者は健康的な老化を支える遺伝的・生物学的な特徴が家族内で受け継がれている可能性を指摘しています。一方、がんの発症リスクが大きく低下する傾向は確認されませんでした。
この研究で大切なのは、「長寿の家系なら必ず長生きする」という意味ではないことです。今回示されたのは集団としての関連であり、個人の寿命を予測できるものではありません。また、研究者自身も運動や食事など健康的な生活習慣は誰にとっても重要だと強調しています。
今回の研究はパーキンソン病を対象としたものではなく、センテナリアンの子どもでパーキンソン病の発症が少ないことを示した研究でもありません。それでも、病気になりにくく健康を保ちながら年齢を重ねる人の生物学的特徴を解明できれば、将来の健康寿命研究に役立つ可能性があります。遺伝は選べなくても、運動や栄養、睡眠、持病の管理など日々取り組める健康習慣を続けることが大切です。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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