急な筋力低下は年齢のせいだけではない 体からのSOSに注意
年齢を重ねると筋力は少しずつ低下しますが、短期間で急速に衰える場合には注意が必要です。産経新聞は、高血圧で通院していた60代後半の男性が、1年ほどで腕や足が細くなり、筋力低下やふらつき、転倒が増えたケースを紹介しています。ジムで運動を続けても改善せず、検査の結果、ALS(筋萎縮性側索硬化症)の可能性が高いと診断されました。
ALSは、筋肉を動かす指令を伝える運動ニューロンが障害される病気です。手足に力が入りにくい、筋肉がやせる、筋肉がぴくつくなどの症状から始まり、歩行や飲み込み、呼吸に影響する場合があります。記事では、栄養管理やリハビリ、呼吸機能や心理面の支援も重要だと説明しています。
パーキンソン病も、動作の遅さや歩行の変化、バランス障害などが現れるため、日常生活では「年齢による衰え」と区別しにくいことがあります。ただし、ALSとパーキンソン病は異なる病気であり、筋力そのものが急速に低下したり、手足が目立って細くなったりする場合には別の原因も考える必要があります。
大切なのは、症状の名前を自分で判断することではなく、「以前できていたことが急に難しくなった」「転倒が急に増えた」など変化の速さに気づくことです。体力低下を年齢だけの問題と考えず、気になる変化が続く場合には、かかりつけ医や脳神経内科へ相談することが早期の診断や適切な支援につながります。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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