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3週間のデジタル訓練で運動機能改善 脳の変化も確認

イスラエルのライヒマン大学(Reichman University)の研究チームは、パーキンソン病患者を対象とした3週間のデジタルトレーニングが、運動機能の改善と脳内ネットワークの変化につながる可能性を報告しました。研究成果は医学誌「npj Parkinson's Disease」に掲載されています。

研究には薬物治療を受けている32人のパーキンソン病患者が参加し、デジタルトレーニングを行うグループと対照群に無作為に分けられました。訓練には、空間認識や認知課題、手指の運動、リハビリテーションを組み合わせた専用プログラム「DopApp」が用いられました。参加者は3次元迷路を進む課題などに毎日取り組み、訓練が進むにつれて視覚情報を減らし、記憶や聴覚を活用する内容へと発展しました。

その結果、訓練を受けたグループでは、パーキンソン病の重症度を評価する標準的な指標で平均約6.4点の改善がみられ、手先の細かな動きも向上しました。さらに脳画像解析では、運動を制御する脳領域同士の結び付きが強まり、運動に関わる神経回路にも変化が確認されました。また、迷路課題の成績が高かった参加者ほど、運動機能の改善も大きい傾向が認められました。

研究チームは、このような短期間のデジタルトレーニングでも、障害を受けた神経ネットワークの再学習を促せる可能性があると考えています。まだ初期段階の研究ではありますが、将来的には薬物治療を補完する新たなリハビリテーション手段として、デジタル技術が重要な役割を果たす可能性が期待されています。

詳しい内容は元記事をご覧ください

出典

  • Medical Xpress (サイエンスX編集部(Science X staff) / 2026-08-01)

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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