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90代まで健康な人に学ぶ「健康寿命」の秘密

近年、長生きすることよりも「健康に過ごせる期間」を延ばす「健康寿命(Healthspan)」が注目されています。オランダ・ライデン大学医療センターでは、90代まで健康を維持する人が多い家系を対象に、その理由を探る研究が進められています。

研究では、健康長寿は生活習慣だけでは説明できず、病気になりにくい体質を受け継ぐ生物学的な要因が関係している可能性が示されています。特に注目されているのが、遺伝子そのものではなく、遺伝子の働きを調節する「エピジェネティクス」です。こうした仕組みが、加齢に伴う病気を遅らせる役割を果たしている可能性があります。

研究者が目指しているのは、不老不死ではありません。慢性疾患の発症をできるだけ遅らせ、元気に生活できる期間を長くし、人生の終盤だけを短期間の療養にする「疾病期間の圧縮(Compression of Morbidity)」という考え方です。

一方で、この研究から特別な治療法や新しい健康法が見つかったわけではありません。専門家は、遺伝的な要素があったとしても、それだけで健康寿命が決まるわけではないと強調しています。適度な運動、栄養バランスの良い食事、十分な睡眠、ストレス管理、社会とのつながりなどは、炎症や代謝、遺伝子の働きにも良い影響を与えることが知られており、現在でも最も有効な健康習慣と考えられています。

パーキンソン病をはじめとする神経変性疾患でも、健康寿命を延ばすことは重要な目標です。日々の生活習慣を整えることは病気の予防だけでなく、発症後も自分らしい生活を長く続けることにつながる可能性があります。

詳しい内容は元記事をご覧ください。

出典

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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