腸内環境改善が脳の健康維持に期待 ビフィズス菌研究が示す可能性
NEWSポストセブンは、ビフィズス菌BB536を含むヨーグルトと生活習慣改善を組み合わせた日本初の臨床試験について紹介しました。
研究では、50~74歳のBMI25以上の男性を対象に、12週間にわたりビフィズス菌入りヨーグルトを毎日100g摂取し、食生活の改善や週3回以上・1日30分以上のウオーキングを実施しました。その結果、介入群では生物学的な老化速度が平均約2.3%低下し、一部では約9.8%の低下も確認されました。また、ビフィズス菌が免疫細胞の過剰な炎症反応を抑える可能性も示され、慢性炎症を介した脳の健康維持への期待が高まっています。
一方で、この研究はヨーグルトだけの効果を検証したものではなく、運動や食生活改善を組み合わせた結果である点が重要です。パーキンソン病やアルツハイマー病など神経変性疾患では、腸内環境や慢性炎症との関連が世界中で研究されていますが、本研究はパーキンソン病の予防や治療効果を示したものではありません。
それでも、毎日の食事や適度な運動を続け、腸内環境を整えることは、健康寿命を延ばす生活習慣として取り入れやすい取り組みです。今後、腸と脳の関係を解明する研究がさらに進むことで、パーキンソン病を含む神経変性疾患の新たな予防や治療につながることが期待されます。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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