iPS細胞治療「アムシェプリ」10月に国内初の保険診療移植へ
住友ファーマは、iPS細胞から作製したドーパミン神経細胞を用いるパーキンソン病治療製品「アムシェプリ」の国内初となる保険診療下での移植手術を、2026年10月に京都大学病院で実施する予定と発表しました。
今年度中に1~2人への移植を行い、その後症例数を増やしながら、2029年度前半までに計35人へ治療を実施する計画です。この35例は条件付き承認から本承認へ移行するために必要な市販後データとして活用されます。
移植を行う医療機関は京都大学病院のほか、関西2施設、関東2施設、東北1施設、中部1施設が予定されており、全国で治療体制の整備が進められます。患者ごとに適応を慎重に判断しながら、安全性や有効性を継続的に評価していく方針です。
アムシェプリは、失われたドーパミン神経細胞を補うことを目指す世界初のiPS細胞由来パーキンソン病治療製品として期待されています。一方で、現時点では条件付き承認段階であり、今後の治療成績や長期的な安全性を確認することが重要です。
今回の国内初の保険診療による移植は、再生医療が研究段階から実際の医療へ移行する大きな節目といえます。患者や家族にとって新たな治療選択肢となるだけでなく、日本発の再生医療の発展を示す重要な一歩として注目されています。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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