自分の血液から作るドーパミン神経移植が臨床試験へ
米Mass General Brighamは、パーキンソン病で失われたドーパミン神経を、患者自身の細胞から作って補う新たな治療法の第1相臨床試験を進めています。患者の血液細胞をiPS細胞に変え、さらに中脳のドーパミン神経へ育てて脳内に移植します。自分の細胞を使う自家移植のため、他人の細胞を使う場合に必要となる免疫抑制薬を避けられる可能性があります。
試験には計6人が参加する予定で、記事掲載時点では3人が治療を受けていました。最初の患者への移植は2024年9月に行われ、治療後は少なくとも12か月以上、安全性や症状の変化を追跡します。安全性が確認されれば、次の第2a相試験で参加者を増やす計画です。
この治療は、現在の薬のように不足したドーパミンを一時的に補うのではなく、失われた神経細胞そのものを置き換えることを目指しています。ただし、現段階の主な目的は効果の証明ではなく、安全性と実施可能性の確認です。長期的に神経細胞が生着し、症状改善につながるかは、今後の慎重な検証が必要です。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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