世界22か国が連携 パーキンソン病の早期診断研究へ
アメリカの研究機関TGenは、パーキンソン病の重要課題に取り組む国際共同研究網「Collaborative Research Network」に参加すると発表しました。このネットワークには22か国、187機関、約400人の研究者が加わり、大学や企業、公的研究機関がデータと技術を共有しながら研究を進めます。
今回の研究では、細胞内の不要物を分解する「リソソーム」の働きに注目します。パーキンソン病に関連する遺伝子の違いがリソソームをどう傷つけ、異常なαシヌクレインの除去や神経細胞の生存にどのような影響を及ぼすかを調べます。また、ストレスを受けた細胞が放出する細胞外RNAなどの微小な分子を解析し、血液や体液から病気を早く捉えるバイオマーカーとして利用できるか検討します。
パーキンソン病では、震えなどの症状が現れるかなり前から細胞内の変化が始まると考えられています。複数の研究機関が同じ基準や研究資源を共有することで、発症の仕組みや患者ごとの違いを明らかにし、より早い診断や個別化治療につながる可能性があります。ただし、現時点では基礎研究の段階であり、すぐに新しい検査や治療が利用できるわけではありません。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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