ロッククライミングが支えるパーキンソン病リハビリ
パーキンソン病患者を対象にしたロッククライミングプログラムが米国で広がりを見せています。きっかけは、20年以上前にパーキンソン病と診断された元医師のジョナサン・レッシン(Jonathan Lessin)さんが、受け入れてくれるクライミングジムを探していたことでした。
多くの施設に断られる中、バージニア州アレクサンドリアのクライミングジム「Sport Rock」が参加を受け入れました。当時の施設責任者だったモリー・ドネラン=カプカ(Molly Donelan-Cupka)さんは、レッシンさんと週2回のクライミングを開始しました。
最初は2人だけだった活動はやがて仲間が増え、現在は非営利団体「Upending Parkinson's」として全米72か所に拡大しています。参加者は1年間で約400人から1,300人以上へ増加しました。
パーキンソン病では、身体の動きが小さくなり、姿勢が縮こまりやすくなります。クライミングでは腕や脚を大きく伸ばして全身を使うため、柔軟性やバランス能力の向上が期待できます。
さらに、どのルートを選ぶかを考えながら登るため、身体だけでなく認知機能や問題解決能力を使うことも特徴です。参加者からは「病気によって狭くなった世界が再び広がるような感覚がある」といった声も聞かれています。
運動効果だけでなく、同じ病気を持つ仲間との交流や支え合いの場になっていることも、この活動が広がる理由の一つです。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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