1万歩にこだわらない歩行習慣、脳の若さに期待
同志社大学の米井嘉一教授は、健康維持には「毎日1万歩」にこだわる必要はなく、まずは無理なく歩く習慣を身につけることが大切だと解説しています。運動をすると、脳由来神経栄養因子BDNFが分泌され、記憶力や学習能力、気分の安定に関わる神経ネットワークを支えるとされています。
記事では、80歳前後の人で毎日7000~8000歩ほど歩いているグループでは、脳の老廃物であるアミロイドβを排出する働きが高い傾向がみられたと紹介されています。この年代の平均歩数は3500~4000歩程度とされ、日々の歩行習慣が脳の若さを保つ一因になる可能性があります。
一方で、運動不足の人が急に長距離を歩いたり激しい運動を始めたりすることは、けがや心臓への負担につながるおそれがあります。高齢者では1日6000歩以上が目安とされますが、最初は15分、1000~1500歩ほどから始め、少しずつ増やすことが現実的です。
パーキンソン病の患者さんにとっても、歩行は体力維持や気分の安定に役立つ大切な習慣です。ただし、転倒リスクやすくみ足がある場合は、無理をせず医師や理学療法士と相談しながら、安全な範囲で続けることが大切です。
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出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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