“震え=パーキンソン病”ではない 本態性振戦との違い
The Weekは、手の震えを引き起こす「本態性振戦(ET)」とパーキンソン病の違いについて、インドの神経内科医スディール・クマール(Sudhir Kumar)医師の解説を紹介しました。
本態性振戦は、コップを持つ、字を書く、食事をするといった「動作中」に手が震えるのが特徴です。頭や声、あごに震えが出ることもあります。一方、パーキンソン病では安静時の震えが目立ち、動作の遅さ、筋肉のこわばり、表情の乏しさなどを伴うことが多いとされています。
記事では、「震え=パーキンソン病」と思い込み、不安を抱える人が少なくないと指摘しています。しかし本態性振戦は、世界でもよくみられる運動障害の一つで、多くの人が仕事や日常生活を続けながら生活しているといいます。
原因は完全には解明されていませんが、家族内でみられることも多く、小脳の神経回路異常や遺伝的要素が関係している可能性があると説明されています。
症状が軽い場合は、睡眠改善やストレス軽減、カフェイン制限など生活習慣の調整で対応することもあります。中等度以上では薬物療法が行われ、重症例には脳深部刺激療法(DBS)や集束超音波治療が選択される場合もあります。
また、一部研究では本態性振戦の人にパーキンソン病や認知機能低下のリスク上昇が示唆されていますが、多くの患者が長期間にわたり自立した生活を維持していると記事は強調しています。
「震えがある=必ずパーキンソン病」というわけではなく、正確な診断を受けることの大切さを伝える内容でした。
詳しい内容は元記事をご覧ください
出典
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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