幹細胞でドパミン再生へ 米で脳移植治験開始

パーキンソン病の根本治療を目指す新たな臨床試験が、アメリカで始まりました。
南カリフォルニア大学ケック・メディスンの研究チームは、ドパミンを産生する神経細胞を幹細胞から作り出し、脳内に直接移植する治療法を検証しています。
パーキンソン病は、脳内のドパミン産生細胞が徐々に失われることで、震えや筋固縮、動作緩慢などの運動症状が現れる神経変性疾患です。
現在の薬物療法は症状を和らげることはできますが、病気の進行そのものを止める治療法は確立されていません。
今回の試験では、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を用いてドパミン産生細胞へ分化させ、それを運動制御を担う大脳基底核に移植します。
研究責任者のブライアン・リー医師(Brian Lee, MD, PhD)は「脳が再び正常な量のドパミンを作れるようになれば、症状の改善や進行抑制につながる可能性がある」と説明しています。
iPS細胞は成人の皮膚や血液細胞を初期化し…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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出典

  • ScienceDaily (University of Southern California - Health Sciences / 2026-02-25)
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