ぎっくり腰の痛みを和らげるカギは「腹式呼吸」 名医が教える正しい対処法

激しい痛みで動けなくなる「ぎっくり腰」は、多くの人が経験する急性腰痛の代表例です。
順天堂大学医学部整形外科学名誉教授で、腰やひざの治療を専門とする黒澤尚医師によると、ぎっくり腰の多くは、腰を支える筋肉や筋膜の疲労・硬直、あるいは靭帯などの軟部組織の微細な損傷によって起こると考えられています。
姿勢を変えたり体を動かした瞬間に激痛が走るのは、損傷した組織が引き伸ばされることで痛みのスイッチが入るためです。
特に朝は、就寝中に骨盤周囲の筋肉が固まっており、起き上がりや洗顔時の前屈み動作が引き金になりやすいとされています。
発症直後はコルセットや痛み止めを使い、無理をしないことが基本ですが、痛みを和らげる方法として有効なのが「腹式呼吸」です。
腹式呼吸を行うと、腹腔内圧、いわゆる腹圧が高まり、風船のようにお腹の内側から腰椎全体を支える形になります。
これにより腰への負担が減り、動作時の痛みが軽減されるとい…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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