免疫細胞が神経を誤認識?パーキンソン病で新たな治療標的

パーキンソン病は、脳の黒質と呼ばれる部位にあるドパミン神経細胞が徐々に失われることで、動作の遅れや震えなどの症状が現れる病気です。
これまで神経細胞の死には炎症が関わると考えられてきましたが、どのような仕組みで神経が失われるのかは十分に分かっていませんでした。
今回、バルセロナ自治大学神経科学研究所の研究チームは、患者の脳組織に加え、動物モデルや細胞モデルを詳しく調べました。
その結果、脳の免疫細胞であるミクログリアが過剰に活性化し、「反応性ミクログリア」となっていることを確認しました。
さらに注目されたのが、ミクログリアの表面にあるFcガンマ受容体という分子です。
本来、この受容体は傷ついた細胞や不要な物質を見分けて除去する役割を担っています。
しかしパーキンソン病の脳では、この受容体が増えすぎることで、まだ正常に働いているドパミン神経までも「異常」と誤って認識してしまうことが分かりました。
受容体が…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

この記事の続きは、アプリでお読みいただけます

olneの読みものは、公開から3ヶ月間、Webで全文公開しています。それ以降の記事は、olneアプリでいつでも全文をお読みいただけます。

App Store Google Play
olneアプリのダウンロードQRコード

この記事をシェア

パーキンソン病とともに生きる毎日を、
生活のリズムから支えるデジタルコンパニオン

知りたい情報をあつめることから、薬・栄養・活動を「その日の時間」に合わせて整えることまで。患者さんとご家族の毎日を支えます。

App Store Google Play

出典

  • Medical Xpress (パブロ・V・カサノバ(P. V. Casanova) / 2026-02-04)
診断されたばかりの方へ 診断されたばかりの方はこちら。見通し・治療・制度の情報を、読む順にご案内します。