睡眠時無呼吸に「飲み薬」実現へ CPAPの壁を越える新薬候補

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、日中の強い眠気だけでなく、心疾患や脳卒中のリスクを高める深刻な病気です。
標準治療は就寝中にマスクで空気を送り込むCPAPですが、不快感や煩わしさから続けられない人も多く、治療を避けて診断に至らないケースもあるとされています。
こうした課題に対し、米バイオテック企業Apnimed(アプニメッド)が、史上初をうたう「飲み薬」の開発を進めています。
最終段階の臨床試験で良好な結果が示され、米食品医薬品局(FDA)への承認申請に向けて準備が進んでいると報じられました。
発端は2016年、ハーバード大学の研究者で呼吸停止を観察していたルイジ・タラント・モンテムーロ(Luigi Taranto Montemurro)医師が、既存の2種類の薬を組み合わせた治療で、通常は無呼吸が起きるはずの患者が正常に呼吸していることに気づいたことでした。
装置の不具合を疑ったほどの変化だったとい…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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