脳内エネルギーバランス回復でアルツハイマー病は「可逆的」になり得る──マウス研究が示唆

米ユニバーシティ・ホスピタルズ・クリーブランド・メディカルセンターを中心とする研究チームは、アルツハイマー病モデルマウスにおいて、脳内のNAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)恒常性を回復させることで、アミロイドβやタウ蛋白の蓄積、神経変性、認知機能低下といった主要な病態指標が大きく改善、さらには逆転したと報告した。
研究ではアルツハイマー病マウス2系統およびヒト患者脳組織を解析し、いずれも重度のNAD+低下が確認された。
研究チームはNAD+レベルを過剰に上昇させるのではなく、生理的範囲に戻す化合物P7C3-A20を用い、進行期アルツハイマー病モデルでも認知機能の完全回復と血中リン酸化タウ217の正常化を確認した。
従来、不可逆と考えられてきたアルツハイマー病に対し、「脳のエネルギー恒常性」という新たな治療軸を提示する成果だが、現段階では動物実験に限られ、ヒトでの有効性は未検証。
研究者…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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出典

  • FOX News (Melissa Rudy / 2025-12-31)
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