ドパミンは「動きを操る」のではなかった――パーキンソン病治療の常識を覆す新研究

パーキンソン病では、脳内でドパミンを作る神経細胞が徐々に失われ、動作が遅くなる、体がこわばる、バランスを崩しやすいといった症状が現れます。
これまでドパミンは、動きの速さや力を細かく調整する「アクセル」のような役割を担っていると考えられてきました。
ところが、米マギル大学を中心とする研究チームは、この長年の常識を見直す研究結果を発表しました。
研究では、マウスが重り付きのレバーを押す動作中の脳活動を詳細に測定し、光を使ってドパミン神経を瞬間的にオン・オフする実験を行いました。
その結果、動作中にドパミンの急激な増減を起こしても、動きの速さや力はほとんど変わらないことが分かりました。
一方で、レボドパを投与して脳内のドパミン量の「基礎レベル」を高めると、全体として動きやすさが改善しました。
研究チームは、ドパミンを「エンジンオイル」に例え、個々の動作を指示する信号ではなく、運動全体がスムーズに行える環境…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

この記事の続きは、アプリでお読みいただけます

olneの読みものは、公開から3ヶ月間、Webで全文公開しています。それ以降の記事は、olneアプリでいつでも全文をお読みいただけます。

App Store Google Play
olneアプリのダウンロードQRコード

この記事をシェア

パーキンソン病とともに生きる毎日を、
生活のリズムから支えるデジタルコンパニオン

知りたい情報をあつめることから、薬・栄養・活動を「その日の時間」に合わせて整えることまで。患者さんとご家族の毎日を支えます。

App Store Google Play

出典

診断されたばかりの方へ 診断されたばかりの方はこちら。見通し・治療・制度の情報を、読む順にご案内します。