走る運動が脳内ドーパミンを増やす 加齢マウスで運動能力改善

加齢とともに低下しやすい運動能力を、運動そのものが脳の化学変化を通じて支えている可能性が示されました。
ニューヨーク大学ランゴン・ヘルスの研究チームは、中年期に相当する12か月齢のマウスを用い、有酸素運動が脳内ドーパミン放出と運動機能に与える影響を調べました。
マウスには自由に回転する回し車、または動かない車輪を1か月間与え、その後、棒を下る動作や広い空間を走る課題で敏捷性と協調性を評価しました。
その結果、運動したマウスは同年代で運動しなかったマウスよりも、素早く安定して動けるようになっていました。
一方で、握力には変化がなく、筋力ではなく「動きの調整力」が向上したことが示されました。
さらに脳の線条体を調べたところ、運動群ではドーパミン放出量が約50%増加していました。
若齢マウスだけでなく中高齢マウスでも同等、あるいはそれ以上の増加が見られた点が特徴です。
研究者は、運動によるドーパミン増加が、加…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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