高齢期の慢性不眠、認知機能低下リスク1.4倍

この記事は、「なかなか眠れない夜」が長く続くことと、年齢を重ねたあとの認知機能低下との関係を調べた最新研究を紹介しています。
舞台となったのは米メイヨー・クリニックの前向きコホート研究で、認知機能に問題のない高齢者を対象に、平均5.6年間追跡しました。
参加者は毎年、記憶力や注意力、思考力を総合的に評価する神経心理学テストを受け、さらに一部の人ではアミロイドPETという特殊な脳画像検査やMRI検査も実施されました。
解析の結果、慢性の不眠症がある人では、全般的な認知機能スコアの低下スピードが1年あたり0.011ポイント早くなっていました。
数字だけ見ると小さく感じるかもしれませんが、高齢期の微妙な変化を追う研究では無視できない差とされています。
また不眠症のある人は、将来的に軽度認知障害などの認知障害を新たに発症するリスクが約1.4倍に高まっていました。
つまり「眠れない状態が続いている」というだけ…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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