追悼:侍外交官「JJ」が遺した日本外交の矜持

JJこと島田順二・前アイルランド大使は、物静かで温厚、しかしいざというときは沈着冷静に判断を下す稀有な外交官だった。
大阪生まれで1985年外務省入省。
同期からも一目置かれる実力派で、条約、情報、日豪関係など多岐にわたる分野で中心的役割を果たした。
10年以上パーキンソン病と闘いながらも、在外公館勤務を成し遂げたことは周囲に深い感銘を与えた。
前駐豪大使の山上氏は、本省時代の緊密な連携、メルボルン総領事として共に取り組んだ日豪関係強化の舞台裏を回想する。
特にビクトリア州首相夫妻を公邸に招いた“日本尽くし”の外交演出や、タスマニア・南オーストラリアでの人的ネットワーク構築、日本商工会議所創設など、JJの行動力は並外れていた。
彼は地位や派閥にとらわれることなく「国家利益に資する外交」を愚直に追い続けた“侍”であったという。
アイルランド大使任命は吉報だったが、病状を思えば豪州続任が望ましかったと山上氏…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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