空気汚染が脳をむしばむ PM2.5曝露でパーキンソン病リスク56%上昇

台湾・台北栄民総医院の遺伝優生科主任である張家銘(Zhang Jia-Ming)医師は、空気中の細かい粒子「PM2.5」や二酸化窒素(NO₂)への長期曝露が脳の神経を傷つけ、パーキンソン病の発症リスクを最大56%高めると指摘しました。
彼が引用したのは、2024年に米医学誌『JAMA Network Open』に掲載された研究で、約2000人の米国退役軍人を追跡調査したものです。
研究では、PM2.5やNO₂の濃度が高い地域に長期間住む人ほど、特に進行の早いタイプのパーキンソン病にかかる確率が顕著に上昇していました。
張医師によると、これらの微粒子は肺から血流に入り、血液脳関門を通過して脳内に到達。
脳内の小膠細胞を活性化させ、慢性的な炎症や酸化ストレスを引き起こします。
これにより多巴胺(ドーパミン)神経の変性が進み、パーキンソン病の発症につながるとのことです。
また、空気汚染物質はミトコンドリアを…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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