大人のよだれ「慢性流涎」に初の治療薬、社会的孤立を防ぐ鍵に

読売新聞オンラインは、成人の「慢性流涎(りゅうぜん)」に対する初の国内治療薬として、A型ボツリヌス毒素製剤インコボツリヌストキシンA(商品名ゼオマイン)が2025年6月24日に承認されたと報じました。
流涎は唾液分泌が嚥下量を上回り、意図せず口外へあふれる状態で、パーキンソン病、脳卒中、筋萎縮性側索硬化症(ALS)などで生じやすい症状です。
日本のパーキンソン病患者では推定2.5~21万人が流涎に悩み、2016年の国内アンケートでは約65%が問題視。
誤嚥性肺炎や構音障害、悪臭などの身体的問題だけでなく、羞恥心や自尊心の低下、着替え・洗濯の増加など家族の介護負担、愛情疲労や不安・抑うつといった心理社会的影響も無視できません。
にもかかわらず、海外報告ではパーキンソン病患者の約45%が医療者に相談しておらず、関心度は5段階で1.1~1.9点と低評価でした。
新薬はアセチルコリン放出を抑えて副交感神経…

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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