よだれが止まらない「慢性流涎」 パーキンソン病患者にも多く

パーキンソン病やALS、脳卒中などに伴い現れる「慢性流涎」は、飲み込む力の低下で唾液があふれ出る症状です。
衣服の汚れや誤嚥性肺炎、構音障害など身体的な問題に加え、羞恥心や孤立感を強める心理的影響も深刻で、家族の負担も大きくなります。
従来はリハビリや姿勢調整が主体でしたが、2025年6月にボツリヌス毒素製剤「ゼオマイン」が国内初の承認薬となり、耳下腺や顎下腺への注射で唾液分泌を抑制できるようになりました。
効果は約4カ月持続し、生活の質向上に期待されています。
ただし、長期的なリハビリ効果や治療意識の低さは課題であり、さらなる啓発と医療現場での対応強化が求められています。

本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。

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