コラム
『パーキンソン病と睡眠』 第9回
池村剣之介
公開 2026年2月1日
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野田 池村先生、今回は睡眠障害の中でも患者さんの数が多い、睡眠時無呼吸症候群(SAS)とパーキンソン病について伺いたいと思います。いびきや無呼吸は、一般的には中高年の男性に多い“生活習慣の問題”のように思われがちですが、パーキンソン病ともなにか関係が知られていますか?
池村 実は、パーキンソン病の患者さんにもSASは意外と多く見られます。これが厄介なのは、症状が“典型的”でないことが多いという点です。つまり、大きないびきや目立つ呼吸停止がないまま、浅い睡眠が続き、結果として日中の強い眠気や集中力低下、さらには心血管リスクが高まってしまうんです。
野田 なるほど。つまり「目立たないけど悪影響が大きいタイプのSAS」もあるということですね。
池村 その通りです。特に、パーキンソン病患者のSASでは、咽頭筋の緊張が低下するタイプや咽頭筋のコントロール機能が弱くなることで、上気道が狭くなり…
本記事は情報提供を目的としたもので、医療上の助言・診断・治療に代わるものではありません。症状や治療方針については主治医にご相談ください。
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